テレワークセキュリティの対策について、概念的には判ったけど、具体的には何をすればいいのか例を交えて説明していきます。
①利用者に対する「移動時の盗難・置忘れなど」の注意喚起と周知徹底について
利用規約やガイドラインなどのルールに、「移動時の盗難・置忘れなど」を取りまとめます。記載する具体例は以下のような感じです。
・テレワーク端末やタブレットなどを持ち運ぶ際はカバンなどに必ず入れる、カバンなどは外部から中身が見えない様にする。可能であれば鍵がかかるものが望ましい。
・テレワーク端末やタブレットなどを保管したカバンなどは肌身離さない。移動の際に網棚に載せたりしない。シートに置いた際も手を離さない。
・テレワーク端末やタブレットなどを持ち運ぶ際は、可能な限り目的地に直行する。飲み会などの席に参加する予定がある場合は持ち運ばない。やむを得ない場合は、コインロッカーなどに預ける、席に着いてもトイレなどで席を離れる際も常に肌身離さないようにするなどの対応を考える。
これらの内容を「テレワーク利用規定」や「テレワーク利用ガイドライン」などに纏めていきます。(「テレワーク利用規定」、「テレワーク利用ガイドライン」—>後で紹介)