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セキュリティ備忘録

テレワーク環境のパターンの分類方法(続き)−2

投稿日:2020年6月26日 更新日:

テレワーク環境パターン分類方法に足らないケース

足らないケースとして、以下のパターンが考えられます。

・業務に私用PCを使用し、インターネットに繋がないケース(※会社PCの場合はケース⑥へ)

・業務に私用PCを使用し、インターネットに繋ぐが社内システムを使用しないケース(※社内システムに繋ぐ場合はケース①〜⑤のいずれか)

業務に私用PCを使用し、インターネットに繋がないケース

会社の情報をオンラインで取り扱うことがはばかれる場合、記憶媒体にデータを保管して自宅に持ち帰り業務に使うケースが考えられる。昔ながらの管理方法であり、他社員とのリアルタイムの情報共有は難しいが、社員の中で起承転結がつけられる場合、必ずしもオンラインで繋げる必要はない。

このケースで問題なのは、私用PCを使う点で、これは会社が管理できないので、そのPCの運用が杜撰な場合、情報の漏洩や情報の消失といった問題に発展する可能性がある。

また、業務でインターネットに繋がないとしても、プライベートで利用する際にインターネットに繋がるかもしれない。管理されていないので会社側からそれを把握することはできない。

業務に私用PCを使用し、インターネットに繋ぐが社内システムを使用しないケース

業務で使用する情報は予めクラウド上のストレージや個人のメールアドレス宛に送り、自宅のPCからそれらの情報を取得して業務を行う方法である。業務システムが整備されていない企業ではこのような形での運用がなされるケースが多いのではないだろうか。

このケースでの問題は、会社の情報が管理されていない私用PCにて利用される点であり、かつインターネットにつながっているのでセキュリティ 対策がなされていない状態では漏洩や攻撃のリスクが高まる。

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